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プロフィール
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| タイトル | 日 時 |
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芸境に神秘 荘厳 沈鬱 ベートーヴェン 交響曲 イ長調
無性にベートーヴェンが聴きたくなった。それも壮大なスケールのシンフォニーを。即座に フルトヴェングラー / ウィーン・フィルの名盤が頭を過ぎる。3番 「 英雄 」、5番 「 運命 」、そして9番 「 合唱 」 の第一楽章。 ところが、ぼくにとっての ベートーヴェン のシンフォニーというと、荘厳にして活気に満ち、変幻自在に変わる律動の中に溌溂たる生命の躍動を謳いあげる、という点においては、やはり7番以外にはありえないのです。 ...続きを見る |
2009/11/30 17:32 |
草野心平 の虚無と頽廃の世界
夏と秋の愁嘆をアナーキズムの意識の中に ― ...続きを見る |
2009/11/26 15:04 |
沖田総司 の心情を映す 「 菊一文字 」 司馬遼太郎
先ずはじめに・・・ 沖田総司 から イチロー、石川遼 へ ― ...続きを見る |
2009/09/24 15:08 |
歌舞伎座さよなら公演 九月大歌舞伎 【 河内山 】
今月の歌舞伎座は、昼の部で世話物の代表格 「 天衣粉上野初花 ( くもにまごううえののはつはな ) 河内山 」 が久しぶりに掛かります。 ぼくが16年前に観劇したときも、河内山宗俊 を今月の公演と同じ、高麗屋さん が演じました。当時は品格のある壮年の 宗俊 を演じた 幸四郎さんも、今回の公演では重厚さに加えて、一層の凄みを利かせた、しぶい 宗俊 を見せてくれることでしょう。 ...続きを見る |
2009/09/09 15:07 |
青春の点描 ジョン・コルトレーン 「 スターダスト 」
60年代はぼくらの時代だった。ぼくらの青春は、艱難辛苦がカッコ良いとされた時代で、若者のメッカとなったのが、渋谷や新宿のジャズ喫茶と雀荘であった。そして多くの若者は日本人的ストイシズムを気取って、学生運動に突入していくのである。 ...続きを見る |
2009/08/31 16:49 |
性に翻弄されて / 「 欲望という名の電車 」 T・ウイリアムズ
この暑い季節に、敢えて熱いストーリーを ― テネシー・ウイリアムズ の 「 欲望という名の電車 」 は、「 ガラスの動物園 」 に続いて、ブロードウエイのヒットとなり、彼は アーサー・ミラー と並んで、ユージン・オニール の跡を継ぐアメリカ劇作家としての地位を獲得する。 ...続きを見る |
2009/08/23 16:26 |
ロマンと幻想の錯綜 † 戒厳令の夜 † 五木寛之
・ 1973年、4人の老いたパブロが死んだ ...続きを見る |
2009/08/08 16:59 |
人口を膾炙する名曲 ♪ ハンガリー狂詩曲 ♪ リスト
リスト は19世紀のヨーロッパにおいて、華々しく活躍したピアノの名手で、極めて顕著な存在であった。端整な顔立ちの彼が弾くピアノは評判を呼んで、サロン、宮廷、コンサートホールから、連日誘いを受けていた。そして多くの貴婦人たちと流す数々の浮名・・・しかし リスト の後半生は、一転して聖職者の生活を送り、詩的で瞑想的、内面の襞に触れる思索に満ちた、多くのピアノ曲を世に送った。 ...続きを見る |
2009/07/29 16:44 |
アメリカン ジョーク で暑気払いと脳の活性化を
アメリカ人は、世界でも有数なジョーク好きな国民です。ジョークのネタは多様で、あらゆる分野に亘っています。政治、経済、文化、宗教、人種、等々・・・その中でもダーティ・ジョーク ( 下ネタジョーク ) は抱腹絶倒のものが多くありますが、日本語で書くとちょっと品位に・・・故に、ここでは遠慮をさせてもらいます。併しながら、ギリギリの線でいくつかを載せてみましたので、眉をしかめず、大人の笑いを楽しんで頂ければ幸いです。 何故、ダーティー・ジョークが原文だと抵抗がないのかといいますと、例えば、< co... ...続きを見る |
2009/07/21 16:39 |
世界で愛され続けた大人の童話 「 サイラス・マーナー 」 ジョージ・エリオット
イギリス文学史上、今尚光彩を放ち続け、愛を謳歌する不滅の名作 ― ...続きを見る |
2009/07/18 16:15 |
歌舞伎座さよなら公演 七月大歌舞伎 【 五重塔 】
今月の歌舞伎座は 露伴 の代表作 「 五重塔 」 で幕があがります。 名工 十兵衛 に 中村勘太郎さん、棟梁 源太 に 中村獅童さん を配しての公演です。 平成の初めに観た 勘太郎さんが、お父上の 勘九郎 ( 現 勘三郎 ) さんと舞った、 「 連獅子 」 の可愛い姿が懐かしい。その勘太郎さんも、今は女優さんとの婚約で話題になっています。又、昭和、平成にかけて観劇した 獅童さん も今ほど有名ではなく、速い時代の流れを思わず感じてしまいます。 ...続きを見る |
2009/07/06 17:02 |
現代の政局を映す 「 回天の門 」 藤沢周平
ぼくはブログを書くに当たって政治には一切触れないと心に決めていたのですが、少しだけ・・・ 「 回天の門 」 を読んだのは約6年前でした。その少し前、YKKの1人が興した、〜の乱。今年1月の官僚天下り、それに付随するハコモノ行政の問題などの対立で、自民党を離党するという、与党議員〜の乱。これはAP通信に < 与党内の不満のバロメーターを計るひとつのモノサシ > として世界に発信され、英語圏の方たちも関心を高めたと思います。・・・そして今、総理の側近、盟友の1人が郵政の社長辞任を主張して更迭さ... ...続きを見る |
2009/06/27 16:16 |
ゲッツ ♪ スウィート・レイン ♪ はバーボンがよく似合う
スウィート・レイン は スタン・ゲッツ の代表作であり、ごく自然にインプロヴィゼーションの魅力に入っていける奥の深さがあります。サイドマンに、当時評判の高くなってきた チック・コリア を招いて、斬新なソロを聴かせます。こんなところも魅力のひとつになっていて、ゲッツの慧眼が窺われます。 ...続きを見る |
2009/06/20 17:28 |
サイコ・サスペンスの佳作 † 隣人 † メアリ・クラーク
このストーリーは、99年に発表された < アメリカ ミステリー ベスト 2000 > に載ったもので、我々日常の身辺に起こりうる、恐怖を描いたものである。 ...続きを見る |
2009/06/10 20:30 |
尊敬 信頼 愛情 / 博士の愛した数式 小川洋子
ストーリーを読み終えて ...続きを見る |
2009/04/30 17:07 |
モーツァルト ♪ ピアノ・ソナタ 第11番 k.331 ♪
ピアノ・ソナタ 第11番 「 トルコ行進曲つき 」 ― ぼくはこのピアノ・ソナタを聴いていると、いつも エズラ・バウンド の詩篇の一節を口ずさんでしまうのです。理由は分かりませんが、恐らく若いころ、サントリーホールで聴いた、エキゾチックな容貌の 内田光子さん の弾くピアノが・・・古典的で、格調高い演奏に思わず惹きこまれ、透明な音色に感情が同化してしまうからかもしれません。 ...続きを見る |
2009/04/23 12:13 |
ドラッグの恐怖 / その実態に迫ってみると
最近又、若い芸能人、学生、スポーツ選手が、大麻やマリファナなどの所持で逮捕されるケースが増えてきている。これらの薬物が、どれほど恐ろしいものであるのかを、彼らは知っているのであろうか。肉体のみならず、人格、社会的地位までをもずたずたに破壊してしまう、ということを。 ...続きを見る |
2009/04/20 15:34 |
剣術と任侠、酒と神仙を愛した 李白
詩仙 李白 の生涯 ...続きを見る |
2009/04/10 15:38 |
SAMURAI JAPAN got the victory for the nth time.
Base ball game, the finals today 5-3 from Korea. ...続きを見る |
2009/03/24 14:39 |
暗い過去が呼び起こす連続殺人 ゼロの焦点 松本清張
2007年9月に 清張さん の 「 点と線 」 を当ブログに載せましたところ、かなり多くの方が読んでくださいました。理由は分かりませんが、清張作品が再び注目されているみたいなので・・・初期の清張三大傑作 「 点と線 」 「 眼の壁 」 に続く 「 ゼロの焦点 」 を紹介したいと思います。 ...続きを見る |
2009/03/22 10:09 |
ユーモア溢れる極めつけ 天才 長島茂雄 語録集
若い頃は、後楽園にナイト・ゲームをよく観にいったものです。当時は仕事の関係で、ジャイアンツ戦のボックス・シートの入場券が手に入ったものですから、金やん、長さん、王ちゃん、等々・・・超一流のプレイヤーを間近で見ることができました。 そして時代の流れと共に、伝説のプレイヤーたちは、一人去り、二人去って・・・ぼくの生活から、熱かったプロ野球の日々は終わりました。 ...続きを見る |
2009/02/19 18:36 |
歴史の本質に迫る 「 一茶 」 藤沢周平
この物語は、作者が冷徹な視線で捉えた俳人 一茶 の、世俗に満ちた半生を浮き彫りにしたものである。 そして、日本人誰しもが知っている “ 一茶 ” “ 俳句 ” の虚像と実像の落差の違いが、淡々とした筆致で解き明かされていく。 ...続きを見る |
2009/02/13 17:04 |
二月大歌舞伎 さよなら公演 菅原伝授手習鑑 【 加茂堤 】
今月の歌舞伎座公演は昼の部で、菅原伝授手習鑑 【 加茂堤 】 が掛かります。ぼくが通いなれた歌舞伎座も取り壊し・・・昭和は遠ざかっていきます。一抹の寂しさが・・・ 【 加茂堤 】 は中伝に位置づけられる出し物で、初めての観劇でも十分に楽しめ、豪華絢爛の舞台に目を見張ることでしょう。 ...続きを見る |
2009/02/05 21:32 |
季節の自然をシュルで謳いあげる 「 一月 」 西脇順三郎
シュルレアリズムにおける、サルバドール・ダリ の絵画、アポリネール や A.ブルトン の一連の文学作品。そして日本の現代詩においては 西脇順三郎 の詩篇の中にみられる、シュルによって表現される、人間の意識や感性の複雑な屈折、象徴的概念の滑稽さ。 ...続きを見る |
2009/01/25 18:13 |
清張さんが意中の人に捧げた 「 波の塔 」
― 道があるからここまで来たけど、どこへも行けない道ってあるのね ― ...続きを見る |
2009/01/22 14:38 |
ピアノ協奏曲 26番 † 戴冠式 † アマデウス・モーツァルト
プレジデント バラク ・ Jr に ! ...続きを見る |
2009/01/20 17:08 |
主の栄光があなたのうえに ! 『 オラトリオ 』 ヘンデル
オラトリオとは 「 聖書 」 を題材として、数人の独唱者、合唱、オーケストラによって演奏される叙述的な大曲で、劇的な構成をもっています。 ハイドン の 「 天地騒動 」 を作曲する動機となった < メサイア > と メンデルスゾーンの 「 エリア 」 、そしてヘンデルの < メサイア > は三大オラトリオと称されます。 ...続きを見る |
2009/01/05 12:19 |
人間社会から原始に目覚めて † 野生の呼び声 † ジャック・ロンドン
「 野生の呼び声 」 は異色のアメリカ文学で、厳しい自然を背景に、リアリズムとロマンティシズムが見事に融合し、一頭の犬の半生を通じて、進化論や遺伝の法則にまで言及している。そして格調高い動物文学として、唯一現代にまで残っている作品である。 犬の持つ特性 ― 隠された凶暴性、飼い主に対する深い愛情、激しい競争心など・・・動物心理の細部にまで、生き生きとした文体で描写され、ある混血の犬がたどる運命が、人間社会と自然の中に溶け込んで、力強い筆致で描かれる。過酷な運命に翻弄される一頭の犬を通して... ...続きを見る |
2008/12/20 16:43 |
自然の美を謳歌 ブラームス ♪ ピアノ協奏曲 2番 ♪
ブラームス の 「 ピアノ協奏曲 2番 」 は、ツィンマーマン のピアノ、バーンスタイン指揮、ウイーン・フィルを若い頃から聴いていたのですが、92年、職場の同僚とあることが・・・それをきっかけに手に入れたのが、バックハウス のピアノでした。 前者はどちらかというと、オケに重きをおいて聴いていました。後者のオケも同じウイーン・フィル、とはいえやはり晩年の円熟に達した巨匠 バックハウス の演奏に惹かれて・・・ ...続きを見る |
2008/12/04 17:15 |
張り巡らされる巧みな伏線 流星の絆 刀@東野圭吾
東野圭吾さんの 最新作 「 流星の絆 」 と 「 聖女の救済 」 を初版本で読むことができました。東野作品をハードカバーで読むのは初めてです。本来ならば文庫本になるのが約4年後ですから、4年も早くロマンの世界を堪能できました。 ― ブログ仲間の さよちんさん、ありがとうございます。 ...続きを見る |
2008/11/23 17:12 |
幕末の京に撃剣が舞う 【 人斬り以蔵 】 司馬遼太郎
今の時代に敢えて・・・ ...続きを見る |
2008/11/16 15:09 |
十一月 吉例顔見世大歌舞伎 【 寺子屋 】
今月の歌舞伎座公演は、夜の部で 三大名作のうちのひとつ 【 菅原伝授手習鑑 寺子屋 】 が上演されます。 ぼくが、平成五年三月に歌舞伎座で見た時は、舎人松王丸に 幸四郎さん、武部源蔵には 八十助さん を配して幕が上がりました。 松王は五十日鬘に黒地、雪持松の着付羽織という扮装で現われます。敵役の凄みと、わが子 小太郎を殺した悲しみを演じる 幸四郎さん に目を奪われたものです。― 「 潔よう首さしのべ 」 「 アノ逃げ隠れも致さずにナ 」 「 にっこり笑うて 」 と泣き笑いする場面は、小... ...続きを見る |
2008/11/03 15:10 |
巨人 モンク の独創性 “ ブリリアント・コーナーズ ”
その強い個性と斬新な感覚が巨大な音魂となって、聴く者たちを圧倒する、モンク 一世一代の名演奏 “ ブリリアント・コーナーズ ” ...続きを見る |
2008/10/24 18:05 |
ジョージ・オーウェル 「 象を撃つ 」 が示唆するもの
ブリテン島とアイルランド島、およびその周辺に点在する島々から成る国 ― イギリス イギリスの空は一年中、晴れたり曇ったり、ところにより雨という変わりやすい気候で、自然の織りなす色の変化は霧と共に一層の趣を呈している。 ...続きを見る |
2008/09/30 15:25 |
爽やかな秋風に乗って ヨーヨー・マ の弦が走る
バッハの “ 無伴奏チェロ組曲 ” を旧約聖書に例えるなら、ベートーヴェンの “ 5曲のチェロ・ソナタ ” は新約聖書としてひときわ高く聳えている。その中でも 「 チェロ・ソナタ第3番 」 は孤高を誇り、古今東西、多くの音楽愛好家たちを魅了し続けてきた。 ...続きを見る |
2008/09/14 08:44 |
追憶の彼方 \ 秋風に寄せて 佐藤春夫 “ 秋刀魚の歌 ”
昨日はいくらか体調も良かったので、やっと文庫本になった 東野圭吾さん の 「 容疑者Xの献身 」 を読んで、1日中夢の世界を放浪しました。 読み進むうちに、すぐ脳裏に浮かんだのは貴志裕介さん の傑作 「 青の炎 」 でした。 秀才高校生が企む完全犯罪 ― 事件のコアとなる <ジュールの法則> =金属に電流を通すと、その金属は弛緩する・・・ ...続きを見る |
2008/09/06 16:25 |
手形パクリグループの闇を暴く \ 松本清張 眼の壁
清張作品の特徴の1つは、事件と関連のある街や、その地方独特の郷土色を詩情豊かに描くことである。清張さんの初期の作品である、「 眼の壁 」 も地方の情景描写が詩的に盛り込まれて、臨場感溢れる社会性の強い、リアルなものに仕上がっている。 ...続きを見る |
2008/08/24 15:53 |
昔の夏は怪談噺 鏡花 【 高野聖 】
鏡花 の 「 外科室 」 が 吉永小百合さん 主演で映画化になった時は、正直言ってちょっと驚きました。あの小説、どのように絵にするの・・・とまず思いました。しかし監督が玉三郎さん だと分かって、いくらかは納得したのですが・・・平成の始め頃から、歌舞伎座で 「 高野聖 」 や 「 夜叉が池 」 が多く演じられるようになり、その関係から 玉三郎さん が・・・ ...続きを見る |
2008/08/15 15:51 |
クール・テナーの魅惑 / ゲッツ 《 アット・ジ・オペラ・ハウス 》
親友を偲んで スタン・ゲッツ を ・・・ ...続きを見る |
2008/07/03 15:34 |
叙事詩を通してのディキンソンの恋
エミリー・ディキンソンは 19世紀の初め、ニュージャージー州の名家に生まれ、アムハーストの自宅にひきこもって、1775編に上る珠玉の詩を生涯書き続けた。その詩篇は現代も光彩を失うことなく輝き続け、世界中の若者を魅了している。 ...続きを見る |
2008/06/23 15:44 |
六月大歌舞伎 【 義経千本桜 すし屋 】
今日からの歌舞伎座公演は、夜の部の演目で、三大名作のうちの一つ 【 義経千本桜 】 < すし屋 > が罹ります。 この芝居の幕開きは、娘 お里 と 弥助 とのあわい濡れ場。そこへ いがみの権太 が登場します。 昭和の後期、国立劇場だったと思いますが ( 記憶が曖昧で資料もありません ) いがみの権太 を演じた 猿之助さん の気風のよさが強く印象に残っています。 今手許にある資料は、平成四年八月の歌舞伎座公演で見たもので、いがみの権太 を 勘九郎 ( 現 勘三郎 ) さん が演じまし... ...続きを見る |
2008/06/03 16:09 |
少年法によって護られる未成年の蛮行 「 さまよう刃 」 東野圭吾
「 さまよう刃 」 このストーリーのモチーフは、乃南アサ氏 の直木賞受賞作 「 凍える牙 」 と同じく < 復讐 > ・・・凄まじいばかりの父親の復讐の物語りである。又、プロットは少年の犯す蛮行という点に於いて、宮部みゆき氏 の 「 模倣犯 」 が同種のテーマを抱えている。 これらの3つの作品の中では、「 さまよう刃 」 がいちばんリアルで、< 未成年法の矛盾 > に対する説得力が強い。 この作品の特徴は、現代にマッチしたビデオテープや携帯電話が道具として実にうまく使われており、スト... ...続きを見る |
2008/05/28 15:45 |
ヴァイオリン協奏曲第1番 パガニーニ
みどりちゃん も早や30半ばを過ぎてしまいました。家族とサントリーホールに みどりちゃん の演奏を聴きに行ったのはいつのことか、遥か昔の遠い思い出・・・息子がまだ小学生の頃でした。 ...続きを見る |
2008/05/24 12:54 |
藤沢周平の世界 【 女人剣さざ波 】
秘剣の奥儀 女子が遣う < さざ波 > とは? ...続きを見る |
2008/05/21 20:57 |
ようこそロマンと冒険の旅へ! † 深夜プラス1 † ギャビン・ライアル
遠い昔、職場の昼休み。数人の同僚と雑談に興じていて、今まで読んだ探偵小説の中で1番面白かったストーリーは、と言うところに話が及び・・・ぼくは アイリッシュ ( ウールリッチ ) の 「 幻の女 」 を、2人は ガーブ の 「 黄金の褒賞 」 と ライアル の 「 深夜プラス1 」 を挙げました。「 黄金の褒賞 」 は読んでいたのですが、「 深夜プラス1 」 は初めて聞く名前でした。プロットの展開は探偵小説というよりも冒険小説の範疇に入ると思いますが、早速手に入れ、読み始めると、ストーリーのエキ... ...続きを見る |
2008/05/19 15:31 |
待ってました! 松嶋屋! 四月公演 【 勧進帳 】
四月の歌舞伎座公演 夜の部で < 歌舞伎十八番の内 > 【 勧進帳 】 が久し振りに掛かりました。前回の公演は国立劇場だったと思いますが、ちょっと定かではありません。 【 勧進帳 】 は 【 助六 】 と並び 團十郎 のお家芸で、江戸歌舞伎の傑作です。見せ場は 弁慶 ≠ニ 富樫 ≠フ山伏問答、 弁慶 ≠ェ 義経 ≠ ( 杖折檻 ) する迫力など、終始舞台から目が離せません。 ...続きを見る |
2008/04/02 16:40 |
“ 女性の業と情念の凄まじさ ” 「 エミリーにバラを 」
〜 sleeping with the corpse. ...続きを見る |
2008/03/27 16:33 |
視覚文学の試み 「 目でみる詩 」 山村暮鳥
風 景 純銀もざいく ...続きを見る |
2008/03/19 14:08 |
♪ホトトギス♪ が生んだ 春を詠う名句三つ
秋櫻子 誓子 草田男 の句は、若かりし頃、春になると居酒屋や割烹で仲間と声を張り上げたものです。 老舗料亭といえば神楽坂。 中央線の飯田橋か市ケ谷で下車をし、10代の頃よくボート遊びをしたり、釣堀で釣を楽しんだ川沿を、神楽坂に向かって歩いてくると、両岸には桜が満開で、陽光の織りなす鮮やかな眩しさに一瞬軽い眩暈を覚え、穏やかな風が強い春の息吹を感じさせてくれました。 ...続きを見る |
2008/03/14 17:55 |
命の尊厳を問う 【 城中の霜 】 山本周五郎
山本周五郎 の短編 < 城中の霜 > を初めて読んだ時の感動が、近頃は頻繁に胸に蘇える。 死に直面した時・・・ ...続きを見る |
2008/02/22 16:22 |